理科はワクワクだっ!!

~世界に理科のワクワクを届けたい先生のブログ~

実験ネタにこだわるようになったきっかけ。

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どうも、理科はワクワクだっ!!のかきみんです。

 

昨日、ブログの開設をTwitterお知らせしたところ、

たくさんの”いいね”や応援のコメントを頂きました^^

さっそく読者になってくださる方々もいて、本当にありがたいことだなと思います。

 

「理科が苦手な人でも楽しく読める理科教師ブログ」

をコンセプトに、投稿を楽しく続けていければと思っています。

twitter.com

こちらのTwitterアカウントも合わせてご覧いただけると、嬉しいです^^

 

 

 

 

 

・・・さて、昨晩の初投稿でもちょっと話に出て参りましたが、実は以前、Twitterのフォロワー400名達成の折にこんなことを言っていた私。

 

 

ありがたいことに、知りたいという暖かい声をくださる方が・・・!

 

以前にも、

 

「どうしてかきみんは、そこまで実験ネタにこだわるの?」

 

というご質問を頂いたことがあり、そのきっかけをどこかで詳しく語っておきたいと思っていたのです。

 

そして昨日、先輩方から怒涛の喝!を頂いたすえ(笑)、おかげさまでめでたくフォロワー500人を達成することができました!

みなさま、本当にありがとうございます^^

 

 

・・・そんなわけで、本日は、

 

「なぜかきみんは、理科実験ネタにこだわるようになったのか」

 

これをかきみんが歩んできた歴史を振り返りつつ、明らかにしていきます。

もう何度か言っているように、この理由は、「師匠」との出会いを抜きにして、語ることができません。

 

かきみんの発信に、幾度となく登場する「師匠」。

この「師匠」こそ、私に理科授業の楽しさを教えてくれた”恩人”であり、かきみんが実験ネタに徹底的にこだわるようになった”きっかけ”でもあります。

 

 

そんな「師匠」と、いかにして出会ったのか。

話は、私が高校生の頃に遡ります。

 

 

もともと、物心ついたころからずっと理科が好きだった私。

高校になってもそれは相変わらずで、得意教科は理科。

テスト前には、クラスメイトによく理科を教えていました。

 

「これってそういうことだったんだ!」

「分かりやすい!」

「先生になりなよ!向いてるよ!」

 

友人からこんな風に言われることもしばしばで、「教えるって楽しいかも・・・」と思い始めていた折、当時、とても尊敬していた部活の顧問の先生から、

 

「かきみんは、教えるのが上手いんだよね。」

 

と一言。(注:この先生は「師匠」とは別の人ですが、とても尊敬しています。)

これが決定打となり、教育学部に進学する決意を固めます。

 

教師を目指す前は、医師を目指していたこともあって、勉強にはかなり力を入れていた私。

(下校中、部活仲間がお喋りに花を咲かせる中、一人単語帳を繰るガリ勉君でした^^;)

 

その甲斐あって、第一志望で、顧問の先生の母校でもある教育大の中等理科専攻に、無事現役合格。 

 

「教育のプロになるぞ!」

「理科をどの生徒にも、楽しく分かりやすく教えられる教師になるぞ!」

という意気込みで胸をいっぱいにして、大学の門を潜りました。

 

 

けれど、そこで私を待ち受けていたのは、

想像していた学びの在り方とは、かけ離れた現実でした。

 

 

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大学入学前、私は教育学部での学びというのは、

 

「板書や声の出し方、指名の方法など、授業の基本的なスキル」

「教科の指導理論と、それに裏付けられた具体的・実践的な指導法」

「生徒のつまづきと、それを解決する手立てを導くケースメソッド」

 

こういったものが中心になるとイメージしていたのですが、

 

「教授は現場を経験していない研究者がほとんど」

「研究者の養成を目的としているとしか思えない理科の専門科目」

「具体的な事例がほとんど出てこない理論だけの教育法の講義」

 

これが現実に突き付けられた学びの在り方で、愕然としてしまったのです。

 

いま振り返れば、こうした捉え方は無知な学生の一面的なものに過ぎず、たいへん視野が狭かったなと反省しているのですが、当時の私にとっては、それはもう人生を揺るがす大問題でした。

 

「こんなはずでは・・・。」

 

大学での学びの在り方に、どうしても納得がいかなかった私は、少しでも実践的な学びを求めて、実践家の先生の本を片っ端から読みまくるようになります。

 

齋藤喜博、大村はま、玉田泰太郎、向山洋一、有田和正、野口芳宏、大前暁政、板倉聖宜、長瀬拓也、堀裕嗣・・・。

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有名な実践家の先生の多くは、この時に知りました。

 

ちょっと話が横道に逸れますが、

かきみんが、時々こういうツイートをするのは、この時期の学びの賜物なのです。

 

 

さて、こうした読書体験から、徐々に教師の世界の学びを深めていった私は、

やがて、某民間教育研究団体のセミナーに足しげく通うようになります。

 

「板書や声の出し方、指名の方法など、授業の基本的なスキル」

「教科の指導理論と、それに裏付けられた具体的・実践的な指導法」

「生徒のつまづきと、それを解決する手立てを導くケースメソッド」

 

そこには、まさしく私が大学入学以前から求めていた学びの在り方がありました。

 

週末になると、必ずどこかのセミナーに参加していたあの頃。

塾講師のバイトで稼いだお金は、当時、ほとんどが書籍代とセミナー代に消えていました^^;

 

・・・そんな熱狂的な(!?)学びを突き詰めているうちに、私はついに「師匠」と出逢います。(ここでは「K先生」と呼ばせて頂きます。)

 

もともと書籍で、K先生のお名前と実践は知っていた私。

「すごいな」と思いつつも、K先生が講師を務められるセミナーに参加したことが無かったので、団体に所属する他大の知人の勧めで、セミナーに参加してみたのです。

 

 

・・・いやいや、もう、「すごい」なんてもんじゃありません。

 

次から次へと繰り出される、もの!実験!もの!!実験!!実験!!!

 

言葉で説明すると分かりにくい指導事項も、

実験で鮮やかに教え落としてしまう大力量。

 

そして何より、K先生から伝わってくる圧倒的なワクワク感・・・!

 

「こんな風に理科を教える先生がいるのか・・・!」と、

脳天を揺さぶられるような衝撃を受けました。

 

「理科はそもそも面白いんです。」

「理科を好きにするのも嫌いにするのも、教師次第なんです。」

 

K先生が語ると、ものすごく説得力がありました。

それ以来、K先生が講師を務められるセミナーや理科実験教室には、片っ端から参加するように。

 

 

 

こうした実験ネタの数々を、片っ端から吸収していきました。 

 

そのうち、K先生からも顔と名前を覚えて頂けるようになり、

K先生の主宰するサークルにも参加するように。

お宅に泊まり込んでお話を伺ったこともありました。(^^;

 

お傍で親しく学ばせて頂くようになってからは、ますますそのアンテナの高さと、

理科教育にかける志の高さ、そしてお人柄に惹かれるようになります。

 

・理科関連のニュースが出たら、誰よりも先に気付いて紹介する。

・どんなところにいても、理科ネタを見つけてしまう。(100均はネタの宝庫)

・日本の行く末を見据えて、理科好きを増やす仕事をされている。

・自分が上の世代から受けた恩を、下の世代に返す、「恩送り」を実行されている。

・一介の学生に過ぎなかった私を、「~さん」づけでお呼びになり、敬語を崩さない。

・どんな無知で稚拙な提案にも、耳を傾けて下さる優しさ。

・人として許せないことには、断固とした態度をとる凛とした厳しさ。

 

 

 

こうした師匠の「生き様」をお傍で見ることが出来たことが、いまのかきみんを作り上げたことは、間違いありません。(未だ遠く及ばないことも間違いありません。)

 

 

その後、様々な事情から、某民間教育研究団体とは関わらなくなり、師匠にお目にかかる機会はなくなってしまいました。

けれど、今でも敬愛する師匠であることに変わりはありませんし、その教えを自分のものにしようと、ひたすら実践と努力を重ねてきました。

 

 

・・・教えている生徒からときどき、

「こんなに実験で分かりやすく教えてくれる先生いないですよ!」

「先生が楽しそうに理科を教えるから、理科が楽しくなってきました!」

と言われることがあります。

 

そういうとき、かならず生徒に返す言葉があります。

「おれには、師匠がいてくれたからね。もしそうだとしたら、師匠のお蔭だよ。」

 

 

師匠。私は、あなたに近づけているでしょうか。